高校2年生が2月に知っておきたい暗記のコツ 01 【暗記パン】
ドラえもんででてくる暗記パン
そんな便利なものがあったら、いいなと小さい頃おもいましたが、
暗記パンなどは現状ありません。
しかし、受験勉強に本格的に取り掛かる前に
しっておきたいことがあります。
それが『暗記パン』ならぬ、『暗記のコツ』です。
今回から数回本などから学べる
東大・京大の大学受験に合格するための受験勉強に役立つ
暗記方法のコツをまとめたいとおもいます。
今回のテーマは、【暗記パン】です。
重要な勉強法
暗記パンは暗記したいノートのページに
パンをのせると、パンがノートをコピーすることができて、
それをたべることで暗記が出来るというシロモノです。
現実にそういった、暗記パンはありませんが、
暗記には、やはりコツがあります。
わたしがいままで、おすすめしていたのは、
①勉強した翌日に、復習
②1週間後に復習
という勉強法でした。
なぜこの勉強法がよいのか?
さて、なぜこの勉強法がよいかというと、
経験的にそうだからです。。。。
冗談です。^^
実際に経験的にもそうなのですが、
理論的にもそうなっています。
『エビングハウスの忘却曲線』というものはしっていますか?
これは、ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスが
時間経過による記憶の定着率グラフ化したものです。
<引用元 onsuku.jp >
暗記したものをすっかり忘れ去ってしまう前に
復習することで、記憶の定着をはかっていくことで、
効率的に、暗記できます。
こうしたことをしらないと、
暗記したものをすっかりわすれてしまったあとに、
復習するといった、非効率的な暗記の仕方になってしまいます。
そうしたことをさけるために、
こうした、基本的な暗記に関する知識はもっておいたほうがよいです。
さて、じつは今日の本題はここからです。
わたしは、このエビングハウスの忘却曲線については、
中学生のころにしったので、
定期テストの前にこの暗記方法を利用して、
暗記していきテストに対応していました。
エビングハウスの忘却曲線を利用していたので、
テストの点はとれていました。
暗記パンをたべなくても。。。(笑)
ところが、重大なことに気づいたのです。
暗記していたことが、
数ヶ月たったらわすれていたのです。
そのときは、暗記したものはわすれるものだから
仕方がないと考えていたのですが、
おかげで、高校受験前には、再度勉強しなおしたことを
思い出します。
最近読んだ本で、
わたしは暗記に関する重大な事柄を
学びました。
それは、下記の暗記の仕組みです。
暗記したものは、いったん、
脳の『海馬』といわれるところに収納されます。
そこ暗記するべきことは収納されて、
1週間後くらいに復習しておくと、
1ヶ月くらいは、そこの『海馬』といわれる脳の一部に収容されます。
そして、1ヶ月後にさらに復習すると、
『海馬』にあった記憶が、脳の『側頭葉』にうつされて、
長期記憶となるのです。
<http://www.sugar.or.jp/health4/0201.shtml より引用>
この1ヶ月後に復習するということがないと、
『側頭葉』に暗記したものがうつされず、
定期テストではおぼえていたことが、
数ヶ月たった、受験のときにはわすれているといったことが
おきるのです。
わたしの暗記力に問題があったわけではなく、
復習方法がまちがっていたのです。
今回の勉強法のまとめ
エビングハウスの忘却曲線によって
暗記法は、基本的には、
①勉強した翌日に、復習
②1週間後に復習
のスタンスで暗記していけばよい。
しかし、この知識を受験の時期でもつかえるようにするには、
1ヶ月後にもさらに復習しておくことが重要である。
今回この脳の暗記の仕組みを学んだ本が、
東大に2回合格した医者が教える 脳を一番効率よく使う勉強法 (中経出版)である。
こうした、脳の仕組みなどを
本格的に受験勉強をはじめるまえに
頭に叩き込んでおくことをおすすめします。